今回は王道中の王道!ドル円の相場分析をしていきます。トレードのやりやすさから、トレード初心者向きの通貨ペアと言われているドル円ですが、ここ最近の動き方もとってもわかりやすくていい感じでした。
ついこの前僕が口座を倍にしたのもドル円のトレードです。
相場分析をしっかりしておけば、作戦を立てられるし落ち着いてトレードできるのでおすすめ!

んじゃチャートをみていきましょっか
ドル円の相場分析と作戦
値動きの傾向は移動平均線との関係を見ながら考える
1時間足チャートに200SMAを表示させています。2021年の8月から12月ころのチャートなので、少し前のチャートです。

僕は相場分析をするときは、200SMAと値動きの関係性をみて、どんな傾向があるのかを考えるようにしています。
200SMAを引いている人は、その移動平均でうまく反発してくれるかを見ることが多いのですが、僕はちょっと変わった見方をしています。
移動平均での反発を狙うと、思考停止に陥りがちですし、そんなにうまく反発してくれることはあまりありません。
それで「移動平均線はつかえない!」なんて判断になりがちなのですが、もうちょっと深く考えると、移動平均線もすっごい使えるツールになります。
ということで先ほどのチャートをじっくりと眺めて相場の動き方を観察してみます。
すると、こんな黄色い線のような動き方をしているのが分かります。

横ばい⇒上昇⇒横ばい⇒上昇
横ばいの時(黄色い線が水平になっているところ)は、200SMAを挟んで上下に激しく動いていますよね。
そして上昇トレンドの時(黄色い線が右肩上がりになっているところ)は、200SMAに沿って上昇を続けています。200SMAの上側で価格が推移しています。
注意すべきは、横ばいの時。200SMAを挟んで上下に動いているということは、200SMAへのタッチでエントリーを仕掛けてたら確実に負けてしまうということです。いわゆる往復ビンタというやつです。

FXで往復ビンタくらうと、ほっぺたはいたくないけどメンタルもやられちゃってさらに口座のお金も無くなっちゃう
横ばいになっているときは、怖いですけど200SMAより下に行った時点でロングを仕掛けていくのがよさそうですね。
横ばいの相場にもいろんな動き方があります。そんな動き方の傾向を見るには、200SMAを引いておくととても便利なんです。
これからのドル円トレードの作戦
これまでのチャートの分析ができたので、これからドル円をトレードするときにどう立ち回ったら良いのか考えてみましょう。
最新のチャートがこちら。黄色い線は僕が手書きした線です。オレンジ色の線が200SMA。

2021年の8月くらいから続いている相場の傾向と同じように、横ばい⇒上昇という動き方をしています。

実は冒頭で紹介した、口座を倍にしたトレードはこの上昇の値動きで利益を出しています。横ばいになっているときにロングを仕込んでおいて、上昇してくれるのを待っていました。相場分析をしっかりしていれば無理せずトレードできてとても助かってます。利確した後ももっと上昇しちゃったのですが、まぁ倍になったから良しとしよう。。

なにごとも欲張り過ぎずに謙虚でいることが大事!
これからトレードするならもちろんロング一択です。これまでの傾向を見てても横ばいからの上昇という流れを繰り返しているので、ショートで狙えそうなポイントはあまりありません。
チャートを見るとわかりますが、もうすでにすごい上昇してて今からロングを打つのも怖いなぁという印象です。結構上昇しちゃってると、ロングのポジションを持ってた人たちが利確をしてくる可能性が高くなるので、そうなるとロングの反対売買で売りが降ってくることになります。さらに、上昇後の下げを狙ってくる短期トレーダーも出てきて新規のショートが入ってくる可能性も出てきます。あわててこれからロングを入れるのはリスクが高そうです。
上昇⇒横ばい⇒上昇の流れがいつまで続くかは分からないですが、半年以上続いているこの流れを無視するわけにはいきません。
今は上昇のフェーズですが、今からロングを入れるのが怖いので、横ばいになってくれるのを待つのが良い作戦でしょうね!
こんな大きな上昇を見せられたら、上昇をとれなかった後悔がついてまわって、早くポジションを入れたくなるのですが、ぐっと我慢して次のチャンスを淡々と狙っていかなければなりません。
ちなみに狙うポイントがわかってもトレードの考え方が未熟だと、相場で利益を出すことができません。僕のノートではここら辺の考え方を詳しく書いてるのでぜひのぞいてみてください。
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