こんにちは!ドライフラワーをリピートしまくりながら記事を書くのが日課の朝パンです!
さてさて、今回はエントリーポイントと決済ポイントについて僕が大切にしている考え方をまとめてみようと思います。僕が痛い目をあいながら導きだした考え方なので、ちょっとはみなさんのお役に立てるはず!
エントリーをできるときはどんな時なのか、見送るべきなのはどういう時なのか、損切りポイントはいつ設定しておくべきなのか、利益はどういう時に伸ばせるのか、なぜ僕の部屋にはamazonの段ボールが山積みなのか。朝パントレードの世界へようこそ!
この記事のまとめ
エントリーポイントを決めるときの重要な考え方
エントリーできる時と見送るべき時
エントリーをかけられる時と、見送るべき時を自分で見極めて判断できるようになれば、かなりトレードの成績が向上します。特に、見送るべき時にしっかりと見送ることができれば、ムダなトレードがなくなります。とはいっても、見送るべきときを明確にしておかないとこんな芸当はできません。
まぁ見送るべき時を分かっていたとしても見送れないことも多々あるくらいですから、トレード前に心の準備をしておかなければならないのです。
端的にいえば、エントリーをかけられるのは目線が固まっている時だけです。それ以外はトレードを見送らなければなりません。テクニカル分析をした結果、目線を確定させることができたら初めてエントリーポイントを考えます。
逆に目線が固まらない時は負ける可能性がすっごく高いのです。そもそも優柔不断になってしまいがちですからね。なので絶対見送らないといけません。
エントリーする時と見送るべき時を自分の中で使い分けることができれば、かなり安定します。
FXトレードは間違っているふるまいをしている時と正しいふるまいをしている時を教えてくれる人がいません。
これがすごく厄介で、例えば見送るべきと分かっている時にうっかりエントリーをしてしまい、結果的に利確することができる場合があるんです。本来、見送るべき時にトレードすると勝てる確率もかなり少なくなるのですが、トレードは確率なので当然勝ててしまうこともあるんです。
そうすると間違ったことをあたかも正解だと思い込んでしまうことがあります。今回の場合だと、見送るべきだとわかっているのにトレードしてしまい、うまくいった。だったら次も、見送るべき時にトレードしてしまうわけです。実際勝てているわけですから、文句のつけようがありません。自分をとめてくれるストッパーなんてなくなっています。
そして結果、破産してしまうのです(何回もやりました!)。
ということで、やるべきでないときにはやらないようにしましょう。ダメなものはだめ!
目線が固まってエントリーをしても良い状態になったら、あとはエントリーポイントを探します。エントリーポイントの探し方は、トレンド転換を狙うのが基本です。サイクル分析で詳しいエントリーポイントを説明しているので、そちらを読んでください!
関連記事:エントリーポイントはトレンド転換を狙う
両建ては諸悪の根源
たまに両建てでトレードしようと考えてしまうことがあります。両建てをすれば、相場の上昇も下落も効率よく取れそうで、利益をたくさんだせそうですよね。・・・でも待った!
両建ては本当にFXを極めた上級者向けのトレード方法で、結局うまくいかないことがすごく多いです。そもそも目線をしっかりと固められてないときに両建てをしがちなんですけど、先ほど書いたように目線が固まってない時はトレードをしてはいけません!
よくやってしまいがちなのが、含み損が増えてきたときにそれを食い止めようとして反対ポジションを持たせて両建てにしちゃうことがあります。確かにそうすると含み損はそれ以上増えなくなりますが、結局その含み損をどうやって解消するか考えなければいけませんよね。
そうすると含み損をどうやって解消しようかと考えることばかりに意識が向いてしまい、トレードそのものに集中できなくなります。
ポジションを入れる⇒含み損が増える⇒両建てにする⇒ポジションを入れる⇒含み損が増える・・・ループ。
こんな感じで、結局含み損を少しずつ増やしながら「さぁどうしよう・・・」と困ってしまうのが両建て。
決済ポイントを決める時の重要な考え方
相場の動きは誰にも分からない!だから決済ポイントを決めなければならない
相場は上下のランダムな動きを繰り返していると見ることができます。誰がいつ買うかなんてわからないですし、誰がいつ売るかもわかりません。でも勝てている人は勝ててます。
相場がどのように動くかは誰にも分からないというのは、世界中のトレーダー全員にとっての平等な条件です。
誰にも分からないからこそ、勝てているトレーダーさんは常に謙虚な姿勢で損切りポイント・利確ポイントを決めています。相場は常に欲張りトレーダーを排除する性質があります。
謙虚に自分なりの判断基準をちゃんと持って決済するポイントを決めることができる人が勝てるのです。
損切りポイントの設定は破れない掟
特に重要なのが損切りポイントの設定です。
損切りポイントは、必ずエントリーをかける前に設定しなければなりません。もちろん、エントリーをかけた後に損切りポイントを変えてしまうのはFXトレードのタブーを破ってしまうことになります。
関連記事:FXトレードのタブー
損切りポイントを設定するときは、エントリーの根拠が崩れるポイントに損切りを入れるようにしましょう。例えばラインブレイクを狙ってエントリーをかけるときは、ラインブレイクに失敗したと思えるところを損切りポイントにします。
損切りポイントの設定は本当に大切です。正直損切りになった時のことなんて考えたくもないですけど、トレードは嫌なこと・普通は嫌煙されがちなことをしっかりとできる人が勝てるようになっています。トレードの基本中の基本ですよね。たくさん利益を出せるようになるかわりに、そこらへんは我慢するしかない!
利確ポイントも謙虚に でもたまに伸ばしてもいい
資金管理術の考え方をベースにして利益確定ポイントを設定しますが、基本的には利確したいポイントに達したら確実に決済をして利益を得るようにしましょう。
関連記事:リスクリワード比率の考え方
利確ポイントの考え方については、損切りポイントの考え方と少し違う部分があります。それは、利確ポイントはエントリーした後になって変えても良いということです。しかし変える方向は、利益を狭める方向ではなくて利益を伸ばす方向にだけ変えても良いのです。
利益が少なくなる方向に狭めてしまうのは、資金管理面の考え方からもリスクリワードが悪くなってしまうのでNGです。人間には有名なプロスペクト理論がはたらきますから、利益がでたらどうしても早く利確してしまいたい!!という気持ちになってしまいます。僕もすぐに利確したくなるのですが、そこはガマンガマン!
資金管理の基本、リスクリワードを適切に設定するように心がけましょう。
さて、利益確定のポイントをずらせる場合について考えてみます。
例えば、ごくたまに世界情勢の変化が発生して、日足レベルでみても大きなトレンドが発生する場合があります。世界情勢の変化がチャートに与える影響はとても大きなものです。
関連記事:ファンダメンタル分析
日足レベルで大きなトレンドが発生していて、そのトレンド方向にエントリーをかけていたらチャンス!謙虚な利確をするのではなく、できるだけ利益を伸ばしていくように利確ポイントを変えていくのが良いでしょう。
損切りがうまくできるようになってから次に困るのが利確ポイントをどうするかなんですよね。利益を伸ばすのが良いといわれても、あまり利確ポイントを遠くに設定しすぎてしまうと今度は建値にすぐもどってきてしまいます。かといって利確ポイントを近くにしすぎてしまうと、今度はリスクリワード比率が悪くなってしまったり。。
利益確定するポイントについては悩みが絶えないです。普段はリスクリワード比率を守りながら謙虚に利確をしながらも、日足レベルで大きなトレンドが発生した時だけとことん利益を伸ばす!というのがちょうど良いと思うのです。
とにかく日足は常に意識しておかないとですね。ですがあっちこっちと気を配りながらトレードするのはとても大変で、利益を伸ばすかどうか判断するのは結構難しいのが事実です。そのため、基本的には利益を伸ばそうとするのではなくて、キチンと謙虚な利確を積み上げていくのがメンタル的にもお金の増え方的にもオススメです。