今回はメンタル適正について考えていきたいと思います。メンタル適正とはなんぞや!?いまから詳しく説明します!
この記事のまとめ

メンタル適正の重要性
メンタル適正とは
メンタル適正とは、「負けを受け入れながらトレードできる最適なトレード環境のこと」を指します。
メンタル管理術の本質で、トレード環境の重要性について少しふれましたが、メンタル適正のあるトレード環境について深堀して考えていきたいと思います。
関連記事:メンタル管理術の本質
メンタル適正がない環境でトレードすると危険!
まず、人はそれぞれ育った環境も違えば性格も違います。そのため、人によって適切なトレード方法も変わってきます。物静かで控えめ人が、「ガンガントレードするぜ!!」なんていうスタイルでトレードしても、自分に合ってなければうまくいくはずがありません。
逆に、強気でイケイケな人が「ガンガントレードするぜ!!」というスタイルでトレードすれば、性格とぴったりなのでうまくいく可能性がありますよね。
そんな感じで、人によってそれぞれ適正のあるトレードスタイルがあるわけです。そういうスタイルを含め、トレード環境はとても重要です。
メンタル適正がないような環境でトレードすると、FXトレードではとても危険な状態になります。
例えば、すぐにムキになってしまう人が1分足スキャルピングに挑戦する場合を考えてみましょう。スキャルピングはスピードが命。ちょっとした損切りをいちいち引きずってたら負ける世界です。
そんなスキャルピングに、すぐムキになってしまう人が挑戦したら、負けるのは当たり前ですよね。1回でも負けてしまえば、あとはその損失を取り戻すことしか考えられなくなり、落ち着いてトレードできなくなります。
すぐにムキになる人はスイングトレードでゆっくりと気持ちの整理をつけながらトレードをしていくのがよさそうです。これを、「メンタル適正がある状態」というわけです。
気持ちの整理をつけながらトレードするにあたって、自分なりのルーティンを作っておくのもとても大事です。
関連記事:負けを受け入れるためのルーティン
メンタル適正のあるトレード環境の作り方
メンタル適正のあるトレード環境は慎重に作り上げていかなければなりません。トレードの根幹ともいえる部分だからです。
大きくわけて、資金管理術とトレード手法について考えてみます。
資金管理術やトレード手法についてはまた別の記事で深堀しますが、この記事では大まかに適正について考えてみましょう。
資金管理術とメンタル適正
まず、資金管理術です。
資金管理術では、1回のトレードで損切りされる金額を決めます。FXトレード用に用意している資金全体のうち、何パーセントになるかを把握しましょう。
そして、その金額が減っても、動揺しなければ適正のある状態といえます。一般的には、全体資金の5%に抑えるのが妥当と言われていますが、これも人によって様々です。
5%でもドキドキしちゃう!!!という人は、1%におさえてみるようにしましょう。
トレード手法とメンタル適正
トレード手法では、主にトレードする時間軸をメンタル適正によって決めていきます。さっきのムキになる人のスキャルピングの話が良い例です。
人によって、負けを受け入れられる時間がちがうんです。損切りしてもなんとも思わずに平然と切り替えられる人もいれば、数時間は引きずってしまう人もいます。これすごく大事。スイングがいいとか、スキャルピングがいいとか、どんな基準で決めるのかというと、実はこのメンタル適正によって決めなければいけないんです。
これ、甘く見ちゃだめですよ。僕ほんと痛い目見てきましたから。笑
スキャルピングってかっこいいぜ!!なんて見栄えのよさとかでトレードスタイルを決めちゃってると、ほんとに悲惨なことになります。
さきほどのすぐムキになる人は、損切りにあったあと時間を置くことのできるスイングトレードに適正があります。
メンタルが強いとか弱いとか、強くなりたいとか、トレードで考えるところはそこじゃないんですよね。
ちなみに僕はへなちょこメンタルですが、いろいろ試した結果デイトレードが一番適正があるとわかりました。
スイングだとトレード頻度が少なすぎてイライラしちゃいますし、スキャルピングだと逆に適応できなくてメンタルが崩れてしまうことが分かりました。
1日に1回トレードするかしないかくらいのデイトレードで稼いでいくのが心地よい状態です。
チャートの動きを自分で変えることはできないですけど、トレードする環境を変えることはできます。
環境の重要性、皆さんに伝わればうれしいです。連休中に頑張って記事書いた意味があります。笑
じゃまたね!