トレード手法といっても、その手法を構成する分析方法にはたくさんの種類があります。トレード手法を構築するためには、これらの分析方法をそれぞれ理解して応用できるようにしなければなりません。
この記事では、トレード手法を確立ために必要な全ての分析方法について、その種類を説明します。
この記事のまとめ

トレード分析のための分析方法にはたくさんの種類がある
トレードのための分析方法には、大きくわけて「テクニカル分析」「ファンダメンタル分析」の2種類があります。特に、「テクニカル分析」については全ての分析方法を身に着けておいた方が良いでしょう。チャートを読み解いて、トレードプランを立てるために必要な知識です。個々の分析方法については、別の記事で詳細を説明していきます!
テクニカル分析
トレードで利益を上げるためには、テクニカル分析全般の分析方法について最低限マスターしておきましょう。
・・・といっても、インジケータの種類を全部覚えろとか、オシレータの計算式を覚えろとか、そういうことをする必要はありません。あくまで、分析の方法についての概要を知っておき、それを実際のチャートで使えるレベルにしておけば問題ありません。
熟練した経験を持っていれば、これらの分析方法に頼らず感覚的にトレードできたりもしますが、まずは相場で経験を積むための基本ツールとして、これらの分析方法を学んで使っていきましょう。
マルチタイムフレーム分析
マルチタイムフレーム分析は思考力が命です。最初は混乱してしまう分析方法ですが、経験を重ねていくうちにだんだんと考え方が分かるようになってきます
インジケータ・オシレータ
インジケータとオシレータは、相場の状況を示してくれるサポートツールとして考えます。これだけでエントリーの根拠にすることはできません!詳しくはこちらの記事で説明しています。
パターン分析
パターン分析では、チャートの形状からこれからの動きを読み解いていきます。チャートパターンにはたくさんの種類がありますが、有名な形だけ覚えて使えるようになればトレードは上達します。覚えておくべき有名なパターンをリストアップしてます!
ライン分析
ライン分析では、チャートにラインを引いて傾向を読み解く分析方法です。シンプルながらもかなり有効に作用する分析方法なので、初心者はこれから始めることがおすすめ!チャートパターン分析につなげることだってできます。
現状傾向分析
現状傾向分析では、今の相場がトレンドなのかレンジなのかを見極める分析方法です。トレードプランを具体的に作るために必要な分析方法です。順張りトレードをするためには必須のスキルです。
未来分析
未来分析は意外と忘れ去られてしまいがちなトレード分析方法です。今は見えていないチャートがどのようになるのか、仮説を立ててトレードプランを練る方法で、闇雲にトレードをしてしまうことを避けることができるようになります。
サイクル分析
サイクル分析では、上昇から下落のセットを1つのサイクルと考えてトレンド転換を狙っていくための考え方です。具体的なエントリーポイントを見つけ出すために必要な分析方法になります。
ファンダメンタル分析
ファンダメンタル分析は、トレード手法に組み込むことはあまりありません。短期トレードならなおさらファンダメンタルのことを気にすることはないでしょう。
ただし、世界情勢の動向だけには目を向けておかなければなりません。その理由はこちらの記事で解説してます。