損切り金額の調節ってすごく大事だと思うんですよね。僕は毎日トレード記録をつけているんですけど、あとで見返したときに「あぁ、ここで何度も損切りしてるけど、ムキにならずにこの損切りがなければもっとお金増えてるのになぁ」なんて思うことが良くあります。
今回は、損切りの金額について、僕なりの考察をしてみます！
この記事のまとめ
損切り金額は厳密に一定にすることが理想
損切り金額に配慮をしよう
資金を増やす一番の近道は、損切り金額をとにかく抑えることです。利益は二の次で、とにかく損切り金額をいかに少なくするかを考えた方が良いと思うんです。
そのため、損切り金額はとにかく厳密にコントロールできるようにしておきたいですよね。
資金管理術の要となるのは、この「損切り金額を厳密にコントロールできているかどうか」にあります。
損切り金額をどのトレードでも毎回一定にしてあげることが大切です。
トレードする前に、損切りされたときの金額は計算することになります。
しかし、その理論計算した金額よりも少しでも損切り金額が増えてしまうと、それだけ利回りも悪くなってしまいます。結構甘く見てしまいがちですが、この少しの差をないがしろにしてしまうと、最終的に大きな差が開いてしまうことになるので注意です。
損切り金額が理論上計算した金額と１円単位で一致するようにしなければなりません。
損切り金額をコントロールする難しさ
しかし、損切り金額をコントロールするのはすごく難しいのです。
実際に自分で決めた損切り金額よりも、大きくなってしまったことはよく経験しますよね。
損切りの予約注文をしていたとしても、急な価格変動により約定価格がずれてしまう(スリッページ)ことがよくあります。あれ、予約した価格よりも約定した価格のほうが遠い位置にある。。。みたいなね。
これは少し大げさかもしれませんが、ロットの設定は最小単位でも1000通貨であるFX口座がほとんどですよね。これよりも細かくロットを設定することはできないので、その分損切り額が理論計算よりもずれてしまうこともあります。ロットの粒度が合わないっていうやつです。
そこで、100円くらいならまぁ多く減ってもいいかー。となってしまうわけですが、その心のスキが大差を生むことが良くあります。あまくみてはいけません。
主にスリッページの影響が大きいのですが、これらの「ズレ」のせいで、想定よりも大きな損切り額になって
しまい、資金が想定よりも多く減ってしまうこともよくあります。
最近はあまりチェックしてないのでどうなってるか分からないのですが、とある海外FX口座で、週初めの相場開始時になぜか巨大な下ヒゲをつけてたことがあります。当然、週をまたいでポジションを持っていた人はほとんどがロスカされてしまってました。
10万円を口座にいれてて、かなり少なりポジションを入れていただけなのに、朝起きたら10万円まるごとなくなってロスカされてしまってた。みたいな話も良く聞いたことがあります。
結構怖いですよねぇ。まぁだからと言って海外口座は一律よろしくないというわけではないとは思うのですが、こういったケースが発生した時、どれだけ証券口座に文句をいってもロスカされたお金はかえって来ないことが多々あります。
だからこそ、ちゃんと資金管理はしておきましょうね、という話につながるわけです。
ちなみに海外口座は僕も良く使ってて、良いところがたくさんあると思ってます。
関連記事：海外口座の良いところ
というわけで、僕は損切り額を厳密に一定にしておくべきだと考えてます。そしてそのための工夫をするべきだと思うんです。
損切り額は、工夫次第で自分の理論計算通りにコントロールすることができます。工夫をしておかなければ、損切り額が大きくぶれてしまうことになります。結果的に、資金の増え方に大きな違いが出てくることになります。
僕は資金管理術の究極の奥義とも呼べる工夫をしてトレードしてるわけですが、それについては僕のトレードノート「パンノート」に書いてあるので、こちらをぜひ読んでみてください！
関連記事：パンノート
資金管理は損切り金額のコントロールだといっても過言ではありません。こういった工夫を知っているのと知らないのとでは、資金の増え方も、その満足度も変わってきます。資金管理術の奥義をぜひ習得してくださいね！
単純に資金管理術といっても、考えるべきことがたくさんあります。資金管理についておろそかになってた方は、僕の記事をきっかけに少しでも資金管理について思考をめぐらせてみていただけると、とてもうれしいです！
最後までお読みいただきありがとうございました！
