上位足からチェック!
チャートを頭の中で紐付けよう!
- マルチタイムフレーム分析って意味あるの?
- FXで勝つための具体的な方法が知りたい
- 本業が忙しくても実践できるの?
こんな悩みを解決します!
マルチタイムフレーム分析の基本から具体的な方法、さらには忙しいサラリーマンでも実践可能なコツまで、全てを網羅して余すことなくお伝えします。
この記事を読み終えたころには、マルチタイムフレーム分析をトレードに活用する具体的な方法や、効率的に利益を上げる方法を理解できるようになります。
前半では『マルチタイムフレーム分析の基本3つ』について解説し、後半では『本業が忙しくてもできるマルチタイムフレーム分析の具体的なコツ3つ』について解説します。
- マルチタイムフレーム分析をやっても勝てなくて悩んでいる方
- 意味ないと思っている方
- トレードでうまく活用できてない気がしている方
必ず読んでくださいね!
僕自身トレード経験は7年ほどありますが、マルチタイムフレーム分析のことはトレードを始めた初心者のころから知ってました。
でも正直、どんな基準でどういう考え方をしたらマルチタイムフレーム分析ができていることになるのかが全く分からなかったんです。
日足でみたチャートと5分足で見たチャートの形が違いすぎて、正直何が何だか分からないままトレードをしていました。マルチタイムフレーム分析ってなんじゃ?
と思いながら、知ったかぶりをして日足とか見てたんですよねぇ。。
それからいろいろと経験を積んできて、「マルチタイムフレーム分析とはこうやってやるものだ!」という自信が持てるようになりました!
この記事でマルチタイムフレーム分析の全てを総まとめします!
この機会にマルチタイムフレーム分析をマスターしよう!
マルチタイムフレーム分析はMTF分析(Multi Time Frame)と略されることもよくあります。
「MTFってなんだっけ?」と最初は迷ってしまいますが徐々に慣れていきましょう。
マルチタイムフレーム分析は意味がないのか
マルチタイムフレーム分析をなんとなくやって、「勝てない!利益が増えない!」と感じることはありませんか?
稼げないと、どうしても「マルチタイムフレーム分析は意味がない!」と思ってしまいがちです。
でもそんなことはありません。断言できます!
トレード経験を7年積んできて改めて「マルチタイムフレーム分析はとっても大切なもの!」と実感しています。
まずは以下の2つについて説明し、大切さを理解しましょう!
- マルチタイムフレーム分析が意味ないと感じてしまう理由
- なぜマルチタイムフレーム分析が大切なのか
マルチタイムフレーム分析が意味ないと感じてしまう理由
やり方の基本を知らないと
難しく感じる!
マルチタイムフレーム分析が意味ないものとして感じてしまうのは、基本を知らないから「難しく感じてしまう」ためです。
基本を知らずにマルチタイムフレーム分析をやっていると、「自己流」で「適当」に分析を済ましてしまいます。
その結果、トレードがうまくいかずに「マルチタイムフレーム分析をやっても勝てない」という経験だけが積み上がっていきます。
そうなると「結局これ意味あるの?」と疑問に思ってしまうことになります。
実際上位足を見ても、結局トレードする短期足を使ってエントリー判断をすることになります。
上位足を見て分析をしたところで、なんにも意味がないように思えてしまいます。
上位足と下位足のチャートをいくつも見てたら、つながりもあまり分からなくなってきて混乱してくる!!
全然別のチャートに見える!なんだか難しい!
・・・と、マルチタイムフレーム分析に対する不平不満がどんどん積み重なってきます。
もはやマルチタイムフレーム分析さんがかわいそうになるくらいの罵詈雑言!
「意味ない!」なんて言われちゃうんですから。
かわいそうに。
ですが実際のところ、意味のないものではありません!
マルチタイムフレーム分析こそがトレードプランを考えるうえでとても重要な分析方法です。
マルチタイムフレーム分析さんには敬意しかございません。
ではなぜマルチタイムフレーム分析が大切なのか説明していきます。
マルチタイムフレーム分析を基本から知ることでトレードが上手になる
マルチタイムフレーム分析と聞いて、どのようなやり方を思いつくでしょうか。
トレード初心者だった頃の僕は以下のように考えていました。
まずは日足を見て、その後4時間足を見て、1時間足・30分足。
そして自分がトレードする5分足をみればいいんでしょ。
だいたいの流れが分かって5分足トレードに役に立つんでしょ?
そしてマルチタイムフレーム分析を軽んじていました。
・・・ですが、実際はこんな簡単なものではありません。
これだと、ただなんとなくチャートを複数見ているだけなのです。
何のために上位足のチャートまで見ているのかを理解していなかったんです。
マルチタイムフレーム分析の本質的なやり方を知らず、漠然と上位足チャートの状態を見ているだけでした。
これでは、マルチタイムフレーム分析の目的を見失ったままただ盲目的にトレードをしているのと変わりありません。
マルチタイムフレーム分析で上位足を見るのは以下の目的があります。
上位足のどの部分の
値幅を取るのか決める
そしてそれを突き詰めて考えるのがマルチタイムフレーム分析の本来の役割なのです。
これはちゃんとやろうとすればかなり難しい!・・・難しいからこそ、最初はとっつきにくくて理解もしがたいです。
そして何をやればいいのか分からなくなります。
その結果、「マルチタイムフレーム分析って意味あるの?」なんていう悲しい言葉がうまれてしまいます。
まずはマルチタイムフレーム分析の基礎をしっかりと理解して、実際のトレードに活用できるようにしましょう!
マルチタイムフレーム分析の3つの基本
まずはマルチタイムフレーム分析の基本概念と重要性について解説します。
マルチタイムフレームの分析方法を理解することで、トレードでも上手に活用できるようになります。
マルチタイムフレーム分析の基本として知っておきたいのは以下の3点です。
- マルチタイムフレーム分析とは何か
- なぜマルチタイムフレーム分析が重要なのか
- マルチタイムフレーム分析の方法
なんだか難しそうに見えますが、ひとつずつ理解していけば誰でも簡単に活用できるようになります!
それぞれ解説していきますね。
マルチタイムフレーム分析とは何か
マルチタイムフレーム分析とは、「異なる時間軸のチャートを同時に分析するテクニカル分析法」のことをさします。
マルチタイムフレーム分析を活用することで、トレンドの全体像を把握することができます。
その結果、総合的に考えてトレード戦略を練ることができるようになるので、闇雲にトレードすることがなくなります。
一般的には、以下のような時間軸を組み合わせて分析していきます。
- 長期(週足や日足)
- 中期(4時間足や1時間足)
- 短期(15分足や5分足)
複数の時間軸を組み合わせることで、トレンドの方向性やエントリーポイントを見極めやすくなります。
異なる時間軸のチャートを確認することで、トレードの内容も変わってきます。
基本的には、トレードする時間足よりも上位の時間軸で分析していくことになります。
例えば30分足でトレードする人は1時間足以上のチャートをチェックすればオッケー。
1分足でトトレードする人は5分足以上のチャートをチェックすればオッケーです。
そのため、1分足など短い時間足を使ったトレードは見ておくべき上位足のチャートが増えてしまいます。
これが短期トレードが難しくなってしまう理由だね。
色んな時間足を見ているうちに混乱してきて、どのようにトレードすればいいのかが分からなくなってきてしまいます。
だからこそ僕がおすすめしているのは1時間足でトレードすることです。
僕は1時間足を使うことで、考慮するべき上位足の数自体が減って、頭がすっきりとしました!
なぜマルチタイムフレーム分析が重要なのか
マルチタイムフレーム分析が重要な理由は、トレンドの全体像を把握できるからです。
複数の時間軸のチャートを確認することで、短期足だけではわからなかったことが明らかになっていきます。
具体的には、以下のようなことができるようになります。
- 長期足を確認して大局を把握する
- 中期足でエントリーポイントを見極める
- 短期足でエントリーのタイミングを計る
このように総合的に考えることによって、実はメンタル的にも良いことがあります。
論理的に考えられるようになるので、闇雲にトレードしてうまくいかず、メンタルが崩れてしまうことも避けられます。
マルチタイムフレーム分析は、トレードする前に必ずやるようにしましょう。
トレードの成績も格段に良くなります!
マルチタイムフレーム分析の方法
では実際のマルチタイムフレーム分析のやり方を説明しますね!
すっごく簡単にまとめてしまうと、以下のような方法で進めましょう。
複数の時間軸のチャートを
上位足から順番に分析していく
まず、長期のチャートで大局を把握し、中期のチャートでエントリーポイントを見極めます。
それぞれのチャートでは、「上昇トレンド・レンジ相場・下降トレンド」のどの状態かを考えるようにしましょう。
具体的には、以下の手順で分析していきます
- 週足や日足で長期トレンドを確認
- 4時間足や1時間足で中期トレンドを確認
- 15分足や5分足で短期トレンドを確認
こんな感じで上位足から順番にチャートを拡大表示していくイメージを持ってチャートを見ます。
そうすると、上位足のトレンドに合わせた形でトレードするアイディアを作りやすくなります。
時間軸を下位足に変えていく時に、上位足のどの部分が拡大表示されているのかを理解できるようにしましょう。
時間軸を変えると、全く違うチャートに見えてしまうことが多々あります。
でもそれだと、マルチタイムに考察することができません。
違うチャートを別々に分析しているのと同じです。
違うチャートとしてみてしまうからマルチタイムフレーム分析が意味がないと思えてしまうのです。
上位足で見たチャートのうち、どこの部分が下位足で表示されているのか、紐付けを頭の中でできるようにしておいてください!
マルチタイムで分析するということは、紐付けを理解しておくということです。
ここで重要ポイント!
上位足て見たチャートのどこの部分が、下位足で表示されているのか、紐付けを頭の中で意識しましょう。
これは必ずやってください!でないとマルチタイムフレーム分析の意味がなくなってしまいます。
マルチタイムで分析するということは、紐付けを理解しておくということです。
実際のチャート例を見てみましょう。
1時間足を15分足で表示させるということは、チャートを4倍に拡大表示させるということです。
つまり15分足に切り替えると、1時間足チャートの直近の部分が大きく表示されます。
この紐付けをできるようになるのが、マルチタイムフレーム分析の第1歩です。
下位足にどんどん切り替えていくと、チャートがどんどん拡大されていくイメージを持つようにしましょう。
マルチタイムフレーム分析が使える4つの理由
なぜマルチタイムフレーム分析が有効に活用できるのか説明していきます。
マルチタイムフレーム分析が有効に使える理由には、こちらの4つのポイントがあります。
- トレンドの方向を把握できる
- 優位性のあるポイントでエントリーできるようになる
- 損をするリスクを抑えられる
- 感情に左右されにくいトレードができる
それぞれについて順番に説明していきます。
「マルチタイムフレーム分析ってすげぇ!」ってなれるはず!
トレンドの方向性を把握できる
マルチタイムフレーム分析を行うことで、上位足の主要なトレンドの方向性を把握できるようになります。
その結果、全体の流れをふまえてどのようにトレードするべきかを考えられるようになります。
一般的には、「上位足のトレンドには逆らわない」のが鉄則です。
トレンドフォローでポジションを入れていくことで、利益を伸ばしやすくなるからです。
せっかく自分のお金をリスクに晒してトレードするなら、できるだけ楽に勝てる方法をとりたいですよね。
上位足のトレンド方向にエントリーするようにして、あとは上位足のトレンドの流れに任せる。
これが1番簡単に利益を伸ばせる方法です。
優位性のあるポイントでエントリーできるようになる
マルチタイムフレーム分析を行うことで、エントリーポイントの精度が上がります。
複数の時間軸で分析することで、損切り幅ができるだけ小さくて、利益幅を大きく取れるエントリーポイントを見つけられるようになります。
会社経営でも同じで、社内のことだけを見て経営を進めても利益は大きく出せませんね。
ちゃんと競合やマーケットの状況を見てどんな戦略で勝負するのかを考えていかないと、会社は生き残っていけません。
FXトレードでも、色んな情報からトレードの戦略を考えていくことが大切になってきます。
例えば、日足で見てレジサポラインがあるポイントに到達した時、1時間足で詳しいチャートの動きを確認してみてください。
1時間足の下降トレンドが、レジサポ付近で収束し始めたらエントリーチャンスです!
損切りは1時間足上で設定しておき、利確は日足で大きく反発してくれたところに設定しましょう。
これだけで、リスクを限りなく小さくしてリワードを限りなく大きくできます。
結果的に、リスクリワード比率がかなり高いトレードができるのです。
1つの時間軸だけを見てトレードする場合よりも、上位足のチャートを見てトレードする方がトレードの計画を立てるための「ヒント」を見つけやすくなるのです。
損するリスクを抑えられる
マルチタイムフレーム分析をすることで、損するリスクを抑えることもできます。
トレードする時間軸で目先の動きに惑わされることなく、上位足から狙うべき方向を定めることができます。
つまり目線を固定することができるのです。
目線が固定されていると、相場に振り回されることがなくなります。
無駄なトレードをしなくなるわけです。
そうするとドカンとお金を減らしてしまうことも無くなりますから、「お金を守る」ことにつながります!
トレードはどうしても利益ばかりを追い求めてしまいがちですが、お金を失わないように「守る」ことも忘れないようにしてください。
実際のチャートで見ていきましょう。
4時間足でトレードしていて明らかに上昇トレンドだったとします。
そんな時、考えるべきは押し目買い一択ですよね。
でもここでトレードする時間軸だけをみてロングの判断をしてしまうと、痛い目にあうことがあります。
ちゃんと上位足もチェックしておきましょう。
週足で確認すると、すぐ近くに重要なラインがある場合があります!
上記のチャート例がまさにそのケース。
トレードする時間軸が上昇トレンドで、ロングチャンスのように見えても、上位足で重要な節目を迎えていたら負ける可能性が高くなります。
チャートは上位足の流れが優先されるからです。
だからマルチタイムフレームで考えるのがとっても大切!
ちゃんと上位足を見ておけば、損切りになってしまうパターンを避けることができます!
感情に左右されにくいトレードができる
そして意外と知られていないことですが、マルチタイムフレーム分析をやることでメンタルを安定させる効果もあります。
複数の時間軸で分析を行うことで、感情的な思考から論理的な思考に自然と切り替わります。
その結果、メンタルに揺さぶられることがなくなり、冷静な判断がしやすくなるのです。
僕も何度も経験したことがあるのですが、メンタルが崩れている時は極端に視野が狭くなっています。
以下は全てメンタルが崩れている時の行動です。
経験ありませんか?
- 今すぐ利益を出したくて目先の値動きばかり考えてしまう。
- 損切りされた時の金額を考えずにエントリーしてしまう。
- トレードする時間軸での方向にこだわってしまう。
コツコツドカンをしてしまった時の自分を振り返ってみてください。
トレードする時間軸しか見ずに、視野が狭くなっていないでしょうか?
そうじゃなくて上位足もちゃんと見ているのにコツコツドカンになる方もいるかもしれません。
そんなケースは、上位足の動きが待てなくてついついトレードしてしまってないですか?
マルチタイムフレーム分析を本当の意味で習得して実践できるようになれば、上位足の動きにしっかりと合わせながらトレードプランを作れるようになります。
そうなると、自然と視野がひろがるようになります。
メンタルを崩している状態とは無縁になり、安定したメンタルでトレードができるようになります。
本業が忙しくてもできる!マルチタイムフレーム分析3つのコツ
本業があると、どうしてもチャートに張り付いてゆっくり分析する時間を確保できませんよね。
分析できたとしても、分析結果にもとづいてトレードする時間までは作れない!
僕は仕事と子育てをしてたら、もう夜はヘトヘトになってます。
チャートに張り付く時間も気力もありません。。
そこで、忙しくてもしっかり分析してトレードできる方法を紹介します。
僕も実際に活用している方法です。
マルチタイムフレーム分析のコツは以下の通りです。
- 短時間で少しずつを繰り返す
- 事前に予想を立てて待つ
- 1時間足でトレードする
これからそれぞれについて詳しく説明します!
この記事のとっても重要なポイント!
短時間で少しずつを繰り返す
忙しいなら、隙間時間を使うのがベスト!
朝起きてトイレをしている時間や、通勤電車に乗っている時間、会社にいる時のちょっとした休憩時間。
それぞれ5分くらいはスマホをいじる時間は取れるはず!
そんな隙間時間を使って、少しずつチャート分析をしてみてください。
最初はまとまった時間をとってじっくりと考えてもいいです。
土日を使って30分くらいチャートを見ればできます。
そしてある程度分析できてたら、あとはそれぞれの時間でローソク足が更新された部分だけをチェックしましょう!
スマホを見れる時に隙間時間でチャートをチェックしておき、あとは本業をやっていたり移動している時に、チェックしたチャートのことを漠然と考察してみましょう。
「もしあそこから上昇したら、あそこまで伸びていきそうだな」とか
「あれだけサポートされていたらもうちょっと様子を見てエントリーできそうだな」とか。
スマホを見れない時間でもじっくりと時間をかけて考えることで、自分の中での作戦を固めることができます。
時間をかけるというのがすごく大切。
時間経過とともに、それまで気づかなかったことに気づけることだってあります。
そしてある程度考えがまとまって、自信が持てたらエントリーをかけていくのです。
事前に予想をして待つ
事前に値動きの予想を立てて「待つ」のがポイント!
隙間時間にチャートをチェックしながら、こうなったらエントリーしよう、と考えておきましょう。
そして実際に狙い通りの動きになったことを確認してからトレードすると、かなり効果があります。
大雑把な計画でもいいので、あらかじめ心の準備をしておけばトレードがどんどん上達します。
あらかじめ準備ができていればあとは計画通りに行動するだけ。
いざエントリーする時に右往左往することがありません。
結果的に、メンタルを崩すことなくトレードすることができます。
マルチタイムで考えて事前に予想を立てたら、メモを取るようにしましょう。
隙間時間で考えたことを簡単にでもいいのでアウトプットするのです。
アウトプットは本当に大切。
アウトプットするだけで自分の理解度がかなり上がります。
アウトプットしてないと、トレードのスキルがいつまで経っても上がりません。
それに、メモを取っておくことで後で思い出すことができます。
時間がたてばチャートへの考え方も変わってきます。
過去に考えたことを見ながら、今の考えをブラッシュアップしていくことができます。
その結果、トレードも上達して稼げるお金もどんどん増えていきます。
でも忙しいと時間がとれないよね。
僕はX(Twitter)に投稿したり、iPhoneのメモアプリを活用したり、ちょっとした考えをすぐにアウトプットしています。
こんな簡単な形で良いので、とにかくアウトプットを徹底しましょう!
アウトプットしたら、あとは待ちながらチャートが進んでいくのを見守るだけ。
トレードって「待つ」のが主な仕事なんです。
- 事前に予想を立てて「待つ」
- 予想通りの動きをしてくれたらエントリーして結果を「待つ」
- そして次の機会を「待つ」
マルチタイムで分析を進めながら「待つ」時間を楽しむようにしましょう!
1時間足でトレードする
隙間時間を使ってで少しずつ分析をするにしても、じっくりと考えて予想するにしても、短い時間軸だと、あっという間にチャートが先に進んでしまいます。
そうなるとエントリーポイントを逃してしまいますし、チャートにまとまった時間張り付いて観察しておかないといけません。
忙しい中、そんな時間を確保するのは難しいですよね。
だからこそ1時間足でじっくりと考えてトレードするのがおすすめです。
1時間足でトレードすることで、1分足や5分足は無視してトレードができます。
日足や週足といった上位足だけみて、マルチタイムで分析すればオッケーです。
見るべき時間軸を制限することで、考えるべきこともうーんと減らすことができます。
そうなると頭の中も整理されてきて、変なトレードをすることも減ります。
まさにいいことづくし!
ここで1時間足トレードのデメリットとして考えられているのが、トレードの回数が減ってしまうことですね。
たしかにトレード回数が減ってしまい、経験を積むことができません。
だから複数の通貨ペアをチェックするようにしましょう。
そうすれば、トレード回数を増やしながら経験も積んで、利益を出していくことができるようになります。
隙間時間を使って、1時間足よりも上位足の分析をしましょう。
そして事前に値動きの予測を立てておいて、どのように行動するかを考えておきましょう!
マルチタイムフレーム分析は必ずやろう!
マルチタイムフレーム分析の基本概念から具体的なトレード戦略までを解説しました。
マルチタイムフレーム分析をすることによるメリットには以下の4つがあります。
- トレンドの方向を把握できる
- 優位性のあるポイントでエントリーできるようになる
- 損をするリスクを抑えられる
- 感情に左右されにくいトレードができる
FXトレードにおいてマルチタイムで分析するのは、もはや必須です。
マルチタイムフレーム分析が「意味ない」と考えていると、大きく損してしまいます。
マルチタイムフレーム分析は、時間をかけてじっくりやるのがおすすめ!
本業が忙しくてなかなか時間が取れなくてもマルチタイムフレーム分析をするには、以下の3点を実践すればオッケー!
- 短時間で少しずつを繰り返す
- 事前に予想を立てて待つ
- 1時間足でトレードする
自分なりにマルチタイムフレーム分析を活用してトレードスキルを上げていきましょう!
基礎は大切だよね!