【完全版】手っ取り早く「本当のダウ理論」を勉強しよう!チャート練習あり

ダウ理論の勉強って難しそう…。理論ってついてる時点でもうヤダ…。というあなたへ。

お任せください!今回はダウ理論の全てをわかりやすく説明します!

この機会にダウ理論の勉強を終わらせてしまいましょう!
すんなりと理解できるように優しく説明するので、SNSで拡散されることも間違いなし!
(拡散おねがいします笑)

ダウ理論を優しく説明します!

ダウ理論とはそもそも何なのか。どのようにトレードに役に立つのか。この記事で全て解決します!

実際僕もダウ理論を勉強してから、トレード実績がかなり良くなりました。
基礎として、ダウ理論を意識しながらトレードできるようになりましょう!

この記事を読んでわかること

トレードの基礎知識として、ダウ理論を勉強するべき理由がわかります。
「本当のダウ理論」と題して、6つの法則を詳しく説明します。
実際のチャートを用いて、どのようにダウ理論を考えればいいかがわかります。

朝パン

とっても濃い内容なので、お気に入り登録しておいてね!

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目次

ダウ理論を勉強するべき理由

なぜダウ理論を勉強するべきなのか?ダウ理論だけ勉強すれば勝てるようになるのか?

ダウ理論の内容を詳しく説明する前に、まずは考え方を説明します!

ダウ理論は値動きを理解するために勉強するべき基礎知識

FXトレードの本質は値動きを捉えて値幅を取りながらトータル損益をプラスにもっていくことです。
そのため、値動きを見極めてうまく値幅を取りに行く技術がとっても重要になってきます。
全ては値動き!そこから値幅をとる!

ダウ理論とは、簡単に言えば「値動きを理解するための理論」です。

「値動きを理解する」というのは、言い換えれば「相場が上昇と下落のどちらのトレンドなのかを理解する」ことでもあります。

つまりダウ理論を勉強しておくことで、上昇と下落どちらの目線でチャートを見れば良いかが分かります!

これって、控えめに言っても最強じゃないですか?
だってダウ理論を理解しておくだけで、以下のようなコツコツドカンを防ぐことができます。

「どうせこれから下がるだろうからショートを入れておこう!
あれ!上昇がとまらない!ショートの含み損がどんどん膨らんでいく泣」

ダウ理論サイコー!

上昇と下落の目線をしっかりと見極められれば、”どうせ下がるだろうから”といった先走ったエントリーをすることも無くなります。

ギャンブルトレードから無縁の堅実なトレードができるようになるのです!!

ダウ理論を勉強しておけば、無駄な損失を出さなくても済むのです。

ダウ理論を勉強してギャンブルから卒業しよう!

ダウ理論だけで勝てるようになる?

結論としては、ダウ理論だけで勝つことはできません!(キッパリ)

トレードは、「たくさんある基礎」を全て習得しないと、勝てるようになりません。

でもガッカリしないでください!

先ほど説明したように、ダウ理論を知っておくことでトレードスキルは確実に向上します

僕はブレイクアウトトレードで稼いでいますが、トレンドの把握には必ずダウ理論を活用しています。
スキャルピングをする時にもダウ理論はかなり役に立ちます。

例えば、東大に入りたかったら、英語だけできてもダメですよね。数学も国語も理科も全てできるようになって初めて大学受験で合格することができます。ダウ理論も、他の基礎知識の一つとして必ず勉強しておかなければなりません。

ダウ理論は勝ちトレーダーの第一歩!

ちなみに、勝つために必要な基礎知識は全て「FX大全」にまとめてあります。
無料でプレゼントしてるので是非入手しておいてくださいね。

「FX大全」の詳細は下の記事からどうぞ!

さて、ダウ理論を勉強する必要性が分かったところで、ダウ理論を説明していきます!

しっかりと身につけるために、何度も繰り返し読んでください!
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本当のダウ理論

基礎を勉強するときは、言葉の定義から詳しい内容までしっかりと理解する必要があります。この記事では、ダウ理論の全てを詳しく説明するという意味を込めて「本当のダウ理論」として説明していきます!

ダウ理論の概要

冒頭でダウ理論について簡単に触れましたが、これから本当のダウ理論について、かみくだいて説明していきます。

ダウ理論の意味をWekipediaを調べてみると、以下のように書かれています。

ダウ理論(Dow Theory)とは、チャールズ・ダウが提唱した市場での値動きを評価するための理論”である。

Wikipediaより

ここで注目していただきたいのが、“値動きを評価するための理論”という考え方です。

FXの本質は値動きをとらえて値幅を取りながらトータル損益をプラスにもっていくことです。
その値動きを評価する理論がダウ理論です。
値動きを捉えて相場の状況がわかるようになるための理論ということです。

だからダウ理論はトレードの基礎の知識としてとっても使える理論になるのです。

チャールズ・ダウという人が提唱した理論だから「ダウ理論」というらしいですが、チャールズ・ダウはこんな人らしいです!!

チャールズ・ダウ(Wikipediaより引用)

なかなかダンディで知的な人ですね!この人の頭の中はきっと相場のことばかりなんでしょう。
ダウ理論以外にもたくさんの功績を残されていて、テクニカル分析の先駆者ともいわれており、「ウォール・ストリートジャーナル」の先駆けも作ったそうです。

こんなすごい人が作ったダウ理論はどんな内容なのでしょうか。

これからダウ理論の内容を説明します!

ダウ理論の6つの法則

ダウ理論には6つの基本法則があります。
ダウ理論を理解し、相場分析に活かすにはこの6つの基本法則を理解すれば十分です!!

ダウ理論 6つの基本法則:
平均はすべての事象を織り込む
トレンドには3種類ある
主要トレンドは3段階からなる
平均は相互に確認されなければならない
トレンドは出来高でも確認されなければならない
トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する

並べてみるとこれだけです!ダウ理論はそれほど難しくありません

しかもひとつひとつを読んでみると、なんとなーく内容がわかりますよね。

これからそれぞれの法則について、詳しく説明します!

平均はすべての事象を織り込む

もっと詳しく、辞書的な説明をすると、以下のようになります。

各国や組織が発表する経済統計や企業の業績、自然災害など、需給に関するあらゆる事柄は全て市場価格に織り込まれているという考え方。
市場価格はあらゆるファンダメンタル(材料)の反映であるという考えであり、その意味で効率的市場仮説の主張に基づいた考えとも言える。

朝パン

うーん難しいぃぃ。読む気が起きない。

この説明の中で、「あらゆる事柄は全て市場価格に織り込まれている」という言葉がすごく大切です。

トレーダーの思惑は値動きに全てあらわれるんですよ!」ということです。

利下げが起きようが利上げが起きようが、雇用統計の結果が悪かろうが、それに対する世の中の評価は全て値動きに反映されるということ。

円安だと思う人が多かったら円安に向かいますし、その逆も然りです。
ファンダメンタルもチャートに全て反映されてくるという考え方です。

チャートを見れば、みんながどう考えているかが読み解けるのです。

トレンドには大きく分けて3種類ある

さぁここからいよいよ値動きの具体的な話が出てきます。ワクワクドキドキしながらいきましょう!
何事も楽しみながら、トレードがうまくなっている自分を想像しながら勉強していくといいですよ!

ダウ理論は、値動きの分析においてトレンドを重視して考えています。

そのトレンドはこちらの3種類。

1.主要トレンド:1年~数年のサイクルで発生するトレンド
2.二次トレンド:3週間~3ヶ月のサイクルで発生するトレンド
3.小トレンド :3週間未満のサイクルで発生するトレンド

これらのトレンドは、お互いに関連しながら相場を作りあげています。
仲良しカップルみたいに密接な関係があります。

朝パン

3つあるから三角関係になっちゃうね。

3つのトレンドの関係性

一番大きくて長く続くトレンドが「主要トレンド」。
その主要トレンドの中をよく見ると、中期的なトレンド「2次トレンド」を見つけることができます。
そして2次トレンドの中をよく見ると、小さなトレンド「小トレンド」が発生しています。

このトレンドの捉え方はすごく大事!

ちょっとわかりにくいので、図を見ながら一つ一つ理解していきましょう。

まず、以下の画像の黒い線が長期的に続く「主要トレンド」です。
数年のスパンで生じる大きなトレンドです。上昇トレンドの場合は、押し目を作りながら上昇していきます。

そしてこの黒い線の上昇しているところを拡大して細かく見てみると、青い線のような「2次トレンド」が発生しています。
主要トレンドよりも長く続かないトレンドで、数ヶ月のスパンで生じるトレンドです。

ポイント!

「主要トレンド」で直線に見えた上昇部分を拡大してみると、「2次トレンド」のようなトレンドが発生している!マルチタイムフレーム分析でも、この理論は必ず使うことになるので、よーく覚えておこう!

例えば、「主要トレンド」が月足チャートの大きな上昇トレンドで、「2次トレンド」が日足チャートの上昇トレンドだと考えればOKです!

そして更に「2次トレンド」のうち、上昇しているラインを拡大してみると、赤い線のような「小トレンド」が発生しています。
一番小さなトレンドで、すぐに終わってしまいます。

このように、上昇トレンドはまるでマトリョーシカのような構造で形成されているのです。

このような状態をフラクタル構造といいます。

フラクタル構造とは

大きな範囲で見たときと、小さな範囲で見たときで構造が全く同じ状態になっていることを指します。
FXでは、日足で見た状態と1分足で見た状態が同じようなチャート形状になっています。これをフラクタル構造と言います。

このフラクタル構造は、日常生活でもよく目にします。
例えばブロッコリーなんかもそうです。

ブロッコリーを切っていくと、切る前と切ったあとでの構造は全く変わりません。

主要トレンド(切る前ブロッコリー)の中に二次トレンド(切ったあとブロッコリー)があるのと同じです。

他にも雪の結晶だとか、色んなところにフラクタル構造は存在します。
画像検索なんかしてみると色々出てきて楽しいですよ!

これでダウ理論2つ目の基本法則は制覇です!
ダウ理論2つ目、相場はブロッコリーである。覚えておきましょう。

主要トレンドは3段階からなる

3つめの基本法則は、トレンドができる段階についてです。何事も段階を踏むのが大切!恋愛でも段階というものがありますよね。連絡先を交換して、それからランチに行って、どこかに遊びに行って、、ふふふふ。

ダウ先生はトレンドにも次の3つの段階があると説明しています。

1.先行期
市場価格が下落しある価格まできたとき、
これ以上下落しないだろうというところから”底値買い”をする時期。
価格は、下落しているか底値圏で上下している。
2.追随期
市場価格の上昇を見て追随者が買いを入れる時期。
価格は、上昇局面にある。
3.利食い期
価格が上昇しきったところを見て、
先行期に買いを入れた投資家が売りに出て利益を確定する時期。
だんだん上昇する値幅は小さくなっている。

この3つの段階は、上昇トレンドについて書いてますが、もちろん下降トレンドでも同じだと考えてください。

それぞれの時期をチャート状で表現すると、以下のようになります。

先行期:トレンドがはじまる前
追随期:みんなが買いを入れる時期
利食い時期:トレンドの終了時期

先行期

一つ前のトレンドが終わり、次のトレンドに向けた準備の期間です。
次のトレンドのエネルギーをチャージしているところです。
売ってくるトレーダーも少なくなり、もみ合ってレンジ相場になります。
大きく利幅をとるトレーダーはここで買いのエントリーを仕掛けます。

追随期

本格的なトレンドが始まった時期です。
上昇に乗っかろうとするトレーダーも増えてきて、更に上昇します。
スキャルピングやデイトレで短い利幅をとっていくトレーダーは、このトレンドを利用します。
行列のできてるラーメン屋さんがあったら気になって並びたくなりますよね。
人気のあるところにどんどん人が集まってくる。そしてさらに行列ができる。
そんな状態が追随期です。

利食い期

先行期や追随期で買いを入れたトレーダーが利益確定を始める時期です。
ポジションをクローズすることにより、トレンドの勢いが収まります。
もみ合いを起こしたり、下げが強くなったりします。

勝てないトレーダーにありがちなのが、この「利食い期」になってようやくエントリーするパターンです。
もう勢いが弱まってきているので、エントリーした瞬間反対の方向に動いてしまうことがよくあります。

どんなトレンドでも同じ流れ!?

トレンドは日本語でいうと「流行」という意味です。
ファッションなど他の世界でも、流行は大体こんな盛り上がり方をしますよね。

先行期まずはカリスマが新しいことをはじめる
追随期:だんだん認知度が上がり、一般人も使い始めて、流行になる
利食い期時間が経って飽きてくると時代遅れになる

そしてまた次の新しい流行が始まる・・・。という繰り返しになっています。
トレードに活かすためには、トレンドがどこまで続くのか意識しておきましょう。

平均は相互に確認されなければならない

続きまして4つめの基本法則です。少し難しいです。
FXトレードでは特に重要ではないので、存在を知っておくだけでいいです。

複数の平均的なテクニカル指標が存在している場合、そのテクニカル指標のどれもがシグナルを発していないと、それはトレンドにはなっていない

この法則は、「本当のトレンドの見分け方」を明確にしたものです。

「本当のトレンド」なら、「どんなインジケーターでもトレンド発生のシグナルを発している」というものです。

例えば、こんな感じで複数のインジケータでトレンドが確認できた時が「本当のトレンド」だということです。

移動平均線:パーフェクトオーダーでトレンドになっていることを確認できる!
ボリンジャーバンド:エクスパンションしてトレンドになっていることを確認できる!
平均足:上昇のサインが続いていてトレンドになっていることを確認できる!

僕はそもそも移動平均線くらいしか使ってないですし、いろんなインジケータを使ってトレンド発生の判断をしていたら頭が混乱しちゃうので、この法則はあまり頼りにしていません。

あまり意識しなくても良いです。

トレンドは出来高でも確認されなければならない

これもそこまで重要ではありません。株式市場向けの法則です。

トレンドが出ているということは色んな人が相場に参加してきている
だから出来高(取引成立数)も上がっているはず。
逆に出来高がない場合は、トレンドが発生しているとは言えない。

FXではそもそも出来高は確認できないので、あまり役には立ちません。

(注) とある証券会社では、その会社の中だけでの出来高を公開しているところもあります

FXの世界ではボラティリティで確認しましょう。
出来高がすごい= 値動きが激しい」とも言えるので、値動きだけ見れば問題ありません。

ボラティリティとは

価格がどれくらいの幅で変動しているかという度合いのことをボラティリティと言います。
SNSではよく「ボラ」と略されて表現されてます。
ボラティリティが大きい場合は、短い時間で大きな価格変動があるので、トレードする時もロットの設定に注意が必要です。反対にボラティリティが小さい場合は、なかなかエントリーできる場所を見つけられないのでトレードを避けた方がいいでしょう!

トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する

そして最も重要なのがこの最後の基本法則です。
この法則こそ、相場を見るために必要不可欠な理論です!!!

朝パン

やっと来た!ダウ理論の真骨頂!

現在の市場で発現しているトレンドは、明確にトレンドの転換シグナルが現れるまで継続し続ける

とても重要な内容なので、ここの部分だけ聞いたことがある人が多いかもしれません。
ここでいう転換シグナルとは、高値と安値の関係性のことを指しています。

そもそもトレンドとは、高値切り上げ・安値切り上げの二つの条件が揃っている値動きのことを指します。

簡単な図にすると以下のようになります。

トレンド継続の判断方法:高値切り上げ、安値切り上げ。

こんな感じで、高値と安値を切り上げながらジグザグに上昇している状態を上昇トレンドといいます。

大まかに見ることが大事!

高値と安値を厳密に探してしまうと、だんだんと混乱してドツボにハマってしまうことがあります。
正解を追い求めるのではなく、自分の判断で高値と安値を大まかにとらえるようにしましょう。

実際のチャートでは、安値と高値はチャートが進むにつれてどんどん更新されていきます。
今まで安値だと思っていたものが、実は違ったりすることもしばしばあります。

朝パン

できるだけ大まかに安値と高値をとらえてみよう!

トレンドは、高値と安値の更新が続いている限りはずっと続いていきます。

トレンドは思ったよりも長く続く

トレンドが発生した時、多くの人は「トレンドがもうすぐ終わってしまうのではないか」という恐怖感をいだきます。でも、トレンドは意外と長く続きます。トレンドが終わることに賭けて逆張りでエントリーするよりも、トレンドフォローでトレードする方が勝ちやすくなります!

トレンドとは何か分かったところで、次は「明確なトレンドの転換シグナル」について説明します。

明確なトレンドの転換シグナルとは、先ほどのトレンドの定義が成立しなくなることを意味します。

上昇トレンドの場合は、安値を切り下げた場合です。
例えば、下のような動き方をした時です。

最初は順調に高値(赤い丸)を切り上げていって、安値(青い丸)も切り上げていってますが、最後に直近の安値を下抜けてしまいます。安値切り上げが成立しなくなったので、これが明確な転換シグナルです。

転換シグナルはエントリーサインではない!

転換シグナルが指し示すのは「現在のトレンドが終わった」ということです。この後にすぐ下降トレンドが始まるとは限りません!もう一度上昇トレンドが発生する可能性もありますし、下降トレンドに移り変わる可能性もあります。
一番多いパターンは、この後しばらくレンジ相場が続き、下降トレンドがはじまるパターン!いずれにしても、転換シグナルでエントリーすると痛い目にあうので要注意!

ダウ理論を使ってトレードする時、上昇トレンドの転換シグナルがでた瞬間に「次は下降トレンドだ!」と思い込んで焦ってショートエントリーをかけてしまうことがあります。

絶対に覚えておいてほしいのは、上昇トレンドが終わってすぐに下降トレンドが発生するわけではないということです!
転換シグナルが出て、焦ってすぐにショートでエントリーすると負けやすくなります。

ではここで少し応用的な内容をお話ししますね。

安値が確定するのは高値を更新した時です!

よくありがちな間違いがこちら。

安値の確定は高値を更新した時。

黄色い点線で引いた部分が転換シグナルだと考えてしまうことが多いのですが、この状態だとまだ高値が更新されていませんね。
安値は前回の高値を更新した後になって初めて確定します。

こちらのチャートのように、高値を更新してみないと、どこが安値になるのかはわかりません!

ダウ理論を初めて勉強している方にとっては、とっても難しい内容です。
でも、リアルタイムに動くチャートを見ながら高値と安値を追いかけていると、このワナに何度もハマってしまいます。

ダウ理論を説明している記事で、この高値と安値の見つけ方についてしっかり解説されているものは見たことがありませんから、迷うのも当然です。

実際にやってみて迷わないためにも、このページを「お気に入り登録」しておきましょう。
必ずあなたの力になります!

実践チャートでダウ理論を練習しよう!

ダウ理論を理解したところで、実際のチャートを見ながら相場分析の練習をします。

自分で練習してみよう!

これからチャートを用いて詳しく説明していきますが、記事を読んで終わるのではなく自分で練習をすることも大切です。自分で練習する場合は、スマホで手軽にできるFX検証アプリがおすすめ!この機会に手に入れておきましょう!

では早速やっていきましょう!

上昇トレンドの相場分析

ではまず、上昇トレンドが継続していることをチャートから読み取ってみましょう!

こちらのチャートをご覧ください!

ちゃんと安値(青丸)、高値(赤丸)が切り上がっていますね。

これが、「上昇トレンドが発生している」という状態です。

この「安値」と「高値」の付け方は、人によって若干変わってきます。
細かく見たい人の場合は、以下のような感じで高値と安値を細かくチェックしようとします。
でも細かくつけてしまうと、混乱してしまうことが多いです。なるべく大雑把にマークをつけるようにしましょう!

マークのつけ方に正解はありませんので、まずは自分が「ここが安値だ!ここが高値だ!」と思う位置にマークをつけてみましょう。

大事なのは、「今は上昇トレンドが発生しているのか、下降トレンドが発生しているのか」というトレンドの相場感をつかむことです。

トレンド転換の判定

では次は、トレンド転換シグナルがどこで発生するのか、先ほどのチャートの続きを見てみます。

もう少しチャートを進めると、安値を切り下げるポイントが発生しました。ここが転換シグナルになります!

転換シグナルが発生すると、上昇トレンドは一旦終了です!

ここで少し観点を変えます。先ほどのチャートを、トレンドの種類「先行期・追随期・利食い期」に分けて観察してみると、以下のようになります。

値幅を取れるのはどこ?

値幅を大きく取れるのは、先行期にエントリーしていた人たちです。そして、追随期の前半にエントリーしている人たちでも、値幅を取れますね。追随期の後半や利食い期にロングした人たちは、あまり大きな値幅は取れません。このように、実際にトレードする場合は、自分がどこの値幅を取るのかを考えなければなりません。

ちなみに僕が1分足でトレードする場合は、追随期の前半から中盤にかけてエントリーをかけます。リスクリワード比率を重視して値幅だけを大きく狙うわけではないので、これで十分稼げます。

利食い期が終わり転換シグナルが出た時、どうしてもショートエントリーをかけたくなりますよね。でもそれはとっても危険!

上昇トレンド終了後の値動きがどうなるのか、これからチャートの続きを見ながら説明します。

トレンド終了後の値動き

トレンド転換シグナルが出た後のチャートを見てみます。

転換シグナルでショートをエントリーしていたら焼かれていた。

転換シグナルが出て上昇トレンドが終わったからといって、すぐにショートエントリーしていたら焼かれていましたね。

転換シグナルの後、すぐに下降トレンド発生するわけではありません!

多くの場合は、トレンドが終了するとレンジ相場に突入します。
今回のケースでもレンジ相場になっています。

コツコツドカンになりやすいのは、まさにこういうパターンです。上昇トレンドが終わったと思ってショートを連発していると、レンジ相場に捕まって往復ビンタを食らってしまいます。

転換シグナルが出た瞬間、焦ってショートを入れていると痛い目にあう理由をわかっていただけたでしょうか?

チャートのもう少し先を表示させるとこのようになっています。

レンジ相場が終わり、下降トレンドが発生したチャート。

レンジ相場が終わって、やっと下降トレンドが発生しました。

勝てない原因は焦りすぎにあり!

レンジ相場に捕まって往復ビンタにあったり、上昇トレンドが終わったと思ってショート入れて焼かれてしまう、というのは「焦りすぎ」が原因です。頭から尻尾まで、全ての値幅を取ってしまいたいという気持ちはありませんか?乗り遅れたくないという気持ちはありませんか?実は、トレードで稼ぐだけなら乗り遅れても大丈夫なのです。むしろ、乗り遅れた方が堅実なトレードができます。まずはじっくりとチャートを眺めて「辛抱強く待つ」練習もしましょう!

以上、実際のチャートとダウ理論を照らし合わせながら実践的な内容を説明しました!

この記事を参考に、自分でもチャート分析を練習してみましょう!
どんな通貨ペアでもいいので、チャート上に「高値・安値マーク」をつけてみてください。トレンドの方向を把握し、追随期なのか利食い期なのか、自分でチャートを見る訓練をしましょう!これをやるだけで、トレードスキルが大きく進化しますよ!

下降トレンドの分析方法

今まで上昇トレンドを例にしてきましたが、下降トレンドはその逆だと考えるようにしましょう。

トレンド継続の条件が「高値切下げ・安値切下げ」になります。転換シグナルは、直近の高値を上に抜けた時です。

上昇トレンドも下降トレンドも、両方ともダウ理論に沿って分析できるようにしておきましょう!

ダウ理論以外の基礎も身につけておこう!

これで相場分析の大前提知識である「ダウ理論」の全体像を理解できました!
ダウ理論を知っておけば、トレードにおいて強い武器になります!

FXトレードで勝てるようになるには、基礎を積み重ねていくことが大事です。少しずつでいいので、ダウ理論以外にもFXの基礎を身につけながら強くなっていきましょう!

でもFXの基礎と言っても、たくさんありすぎて何から勉強すればいいのか分からないですよね。

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ダウ理論でトレンドを正しく把握してる人って 利益もすんなり伸ばしてたりするんですよね。

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最後までお読みいただきありがとうございました。
興味を持ってもらえて、とっても嬉しいですっ。

ではではー!!

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僕もあなたのことが大好きになります!笑

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