マルチタイムフレーム分析は意味ない?FXに欠かせない「本当のやり方」まとめ

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僕ね、マルチタイムフレーム分析のことはトレードを始めて初心者だったころから知ってました。でもね、正直どんな基準でどういう考え方をしたらマルチタイムフレーム分析ができていることになるのかが全く分からなかったんです。

というか、日足でみたチャートと5分足で見たチャートの形が違いすぎて、正直何が何だか分からないままトレードをしていました。マルチタイムフレーム分析ってなんじゃ?と思いながら、知ったかぶりをして日足とか見てたんですよねぇ。。

それからいろいろと経験を積んできて、「マルチタイムフレーム分析とはこうやってやるものだ!」という自信が持てるようになりました!

この記事のまとめ

おしながき

マルチタイムフレーム分析は意味がないのか

マルチタイムフレーム分析が意味ないと思えるのは「難しい」から

マルチタイムフレーム分析をやっていて感じるのは、「結局これ意味あるの?」ということです。実際上位足を見てても、結局のところトレードする5分足の状態を見てトレードすることになるわけですし、上位足を見てマルチタイムフレーム分析をしたところでなんにも意味がないように思えます。

だいたい、上位足と下位足のチャートをいくつも見てたら、つながりもあまり分からなくなってきて混乱してくる!!それぞれが全く違う形になってるから全然別のチャートに見える!なんだか難しい!

・・・と、マルチタイムフレーム分析に対する不平不満がどんどん積み重なってきます。もはやマルチタイムフレーム分析さんがかわいそうになるくらいの罵詈雑言です。「意味ない!」なんて言われちゃうんですから。

ですが、僕はマルチタイムフレーム分析こそがトレードプランを作り上げるうえで最も重要な分析方法だと思っています。マルチタイムフレーム分析には敬意しかございません。

マルチタイムフレーム分析のやり方を知ることでFXが上手になる

マルチタイムフレーム分析と聞いて、どのようなやり方を思いつくでしょうか。

「まずは日足を見て、その後4時間足を見て、んで1時間足・30分足。そして自分がトレードする5分足をみればいいんでしょ。そしたらだいたいの流れが分かって5分足トレードに役に立つんでしょ?」

僕はこのように考えていました。そしてマルチタイムフレーム分析を軽んじていました。・・・ですが、実際はこんな簡単なものではありませんでした。

よくよく考えれば、何のために上位足のチャートまで見ているのかをしっかりと理解していなかったんです。

つまり、マルチタイムフレーム分析の本質的なやり方を知らずに、ただ漠然と上位足チャートの状態を見ているだけにとどまっていました。これでは、マルチタイムフレーム分析の目的を見失ったままただ盲目的にトレードをしているのと変わりありません。

僕はマルチタイムフレーム分析で上位足を見るのは「大きな流れのどの部分の値幅を取るのか」をはっきりとさせるためだと思います。そしてそれを突き詰めて考えるのがマルチタイムフレーム分析の本来の役割なのです。

これはちゃんとやろうとすればかなり難しい!・・・難しいからこそ、最初はとっつきにくくて理解もしがたいです。そして何をやればいいのか分からなくなります。その結果、「マルチタイムフレーム分析って意味あるの?」なんていう悲しい言葉がうまれてしまいます。ということで、マルチタイムフレーム分析についてちゃんと理解するため、これからマルチタイムフレーム分析のやり方の基礎についてお伝えします!

僕は1分足スキャルピングをやりますが、1分足でのトレードは上位の時間足が多いのでマルチタイムフレーム分析は必須です。スキャルピングの概要については別の記事にまとめているので是非ご覧ください。

マルチタイムフレーム分析のやり方

マルチタイムフレーム分析はMTF分析(Multi Time Frame)と略されます。いきなりMTFと出てきて、「なんのことだっけ?」と思うこともありますが徐々に慣れていきましょう。

マルチタイムフレーム分析とは論理的な思考力そのもの

マルチタイムフレーム分析とは、複数の時間足を使って相場の状況を見る方法です。日足で見て大きな流れを把握して、1時間足を見てその中の中期的な流れを確認して、5分足を見て直近の短期的な動きを確認して。。というように、同じ通貨ペアで複数のチャートを表示させて分析をしていきます。

僕は、マルチタイムフレーム分析では論理的な思考力が一番重要になってくると考えています。

それぞれの時間足ごとに分析を行って、そのそれぞれの分析結果を総合して論理的に考え、自分で結論を導き出さなければなりません。

だからとっっっても難しい分析方法なんです。でも、慣れれば最強の武器にもなります。

基本的には、長期の時間足ほど重要度を高くして考察を進めていくのが基本です。

1分足よりも5分足の流れの方が大切ですし、5分足よりも1時間足の流れの方が大切です。さらに日足はもっと大事。月足は一番大事。・・・・みたいな感じで重要度を高くしながら考えていく必要があります。

それぞれの時間足のトレンド状況を見ながら、総合的にこれから動く方向の目線を固めることが要求されます。

目線を固めることの大切さはメンタル管理術にも深くかかわっており、別の記事で解説していますのでそちらを読んでおきましょう。

関連記事:目線を固めることの大切さ

上位の時間足を気にしながら総合的な考察を行う

先ほども説明しましたが、主導権を握るのは上位の時間足です。大きな時間足の流れを常に気にしながら、自分がトレードする時間足でトレードチャンスを探していくことになります。主に、月足~日足の流れが、どんな動き(トレンド)になっているのかを観察してみましょう。

トレンドの分析方法については別記事で説明します!

関連記事:現状傾向分析の方法

その大きな時間足の流れに従いながら自分がトレードする時間足で、自分の手法にもとづいてエントリーポイントを探すようにすれば、無意識のうちに順張りのトレードができるようになるのです。

大きな時間足の流れに従っている限りは、多少の逆行にも耐えられることがよくあり、助けられることも多々あります。

ここで、総合的に考えるということの例を挙げてみます。僕がマルチタイムフレーム分析をするときに使っている考え方です。

例えば、日足が上昇トレンド。4時間足も上昇トレンド。1時間足はレンジ相場。5分足は下降トレンドだった場合を考えてみましょう。

マルチタイムフレーム分析によるトレードプラン
この場合、大きな時間足である日足と4時間足が上昇トレンドなので、この流れに沿ってロングを狙っていきたいと考えます。
上位の時間足には逆らわないという順張りの考え方です。1時間足はレンジ相場になっているので、上位足の上昇トレンドに押し流されると考えると、このレンジ相場を上に抜けることを期待してトレードプランを考えていきます。
ですがトレードをしたい5分足は今は下降トレンドなので、1時間足レンジ相場の下限に向かって動いている途中だと考えられますね。そこで、5分足の下降トレンドが終わり、上昇トレンドに転換したところでロングエントリーをかけておきたいです。あまりにもロングエントリーが早すぎると、5分足の下降トレンドにしばらく飲み込まれることにもなるので、しっかりと待ってからエントリーをかけたいところです。
5分足でエントリーをうまくできれば、日足や4時間足の上昇の流れに乗っていくため、1時間足のレンジを上に抜けるまで利益を伸ばしていきたいです。

とまぁこんな感じで上位の時間足を気にしながらも、論理的に破綻がないような思考をして総合的にトレードプランを考えていきます

正直、トレードをするのに思考力がこんなにも必要になってくるなんてFXをはじめた時は思ってもみませんでした。チャートのサインを見ながらトレードすればいいだけでしょ?みたいな考えで始めたのですが、かなり考えさせられます。

だから僕は常日頃から思考力を鍛えるように心がけています。本業の仕事をするのにも、「あ、これできるだけ考えてやるようにしよう。そうすればFXトレードにも活きてくるかも!仕事はだるいけど、FXトレードに活かせるなら頑張るか」と思いながら仕事に取り組んでます。笑

思考力を鍛えるのって、どうしたら良いか分からないですけど、とにかく「自分の頭で考えてみる」ことが大事なんじゃないかと思います。自分で考えてみた結果がどうであれ、自分で考えて自分でチャレンジしたことで経験を積み上げることができます。

自分で考えることを放棄しない限り、思考することが上達し続けますし、それにともなってマルチタイムフレーム分析をするのも上手になっていくはずです。

チャネルラインを使おう!簡単マルチタイムフレーム分析

とまぁここまで難しい話をしてきましたが、誰でも一定の基準でマルチタイムフレーム分析ができるようにやる簡単な方法があります。それが『チャネルライン』です!!

一応断り書きをしておきますが、チャネルラインでなければダメ!というわけではありません。200SMAを使ってトレンドの傾向を見てもいいです。しかしこういった移動平均を使ったインジでは表現できないことがあります。それが『値動きのゾーン』です!チャネルラインを使うことで上下の値動きがどのような範囲で推移していくか、ある程度は予測を立てることができます。そしてそれを日足・4時間足・15分足、といったようにそれぞれで行えば、お手軽にマルチタイムフレーム分析ができるようになるのです!!

実際僕もマルチタイムでチャートを見る時はチャネルラインを使います。そうすることで、「今は日足のチャネルの上限にいるからあまりロングはするべきではないな。。」といった判断をできるようになります。チャネルラインありがたや!!

軽視されがちなチャネルラインですが、ぜひ一度使ってみてくださいね!

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