因果関係図を使ってFXトレードの「重要な問題点」を明らかにする方法

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こんにちは!朝パンです!!世の中は問題だらけですよね。何をするにも問題が立ちはだかる!この前も、カレーパンを食べた後に美味しそうなメロンパンに出会ってしまい、メロンパンを食べるかどうかなやみまくりました(結局たべた)。

問題は何度も何度も、大小様々ですが自分の前にやってきます。だからこそ問題を自分で解決できる能力がものすごく大切になってきます。自分で問題を解決できないと、いつまで経っても前に進めません。大変ですが、問題を乗り越えた時の嬉しさは計り知れません。しかも問題を乗り越えたときには、自分のレベルも上がっています!もしも前に解決した問題と同じ問題が発生しても、今度は軽々と解決できることでしょう。

そう言った意味で問題というのは成長を手助けしてくれます。問題は自分を成長させてくれる栄養分ですね!

問題解決に必要なことには以下の要素があります。

1.今まではわからなかった本質的な問題点を見つけること。
2.問題点を見つけて解決するまでの方法を理解すること。
3.実際に行動すること。

今回は、1番目の「今まではわからなかった本質的な問題点を見つける」方法について説明します。

問題発見のための基本的な思考法である「因果関係図」を活用します。

因果関係を読み解くことで、本当の問題はなんなのか気づくことができます。FXをやる上で、何が自分に足りないのか、何が問題でトレードがうまくいかないのか、考えるためには因果関係を明らかにしなければなりません。

因果関係を明らかにするために、「因果関係図」を使って思考を可視化していきましょう!

面倒くさいと思っていてはいつまでも成長しないままです。

FXにおける問題は、利益に直結するのでとても深刻です。素早く問題点を見つけて解決してあげないと、お金が減ってしまいますからね。

論理的な思考法を身につければFXで勝ち続けることができます。ぜひ楽しみながら思考法を習得しちゃってください!!

朝パン

できるようになったら面白いよ!

おしながき

因果関係図の作り方を習得しよう

因果関係図とは原因と結果を見えるようにする図のこと

そもそも因果関係とは、「原因とそれによって生じる結果の関係」のことを指します。

原因の「因」と、結果の「果」を結合させると「因果」となりますよね。

原因と結果の関係を表したのが「因果関係」です。

「因果関係図」とは読んで字の如く、「因果関係」を図に表したものです。

因果関係を図にして見える化することによって、頭の中で悶々と考えていたことをスッキリと整理することができます。「因果関係図」を使って、自分のFXトレードの問題点を複数洗い出して、それらの問題がさらに次の問題に派生している様子を図に表すことで、どこを解決するべきなのかがすごくわかりやすくなります。

「因果関係図」は、原因となる事象と結果となる事象を矢印で結びます。原因から結果の方向に矢印で事象を関係づけることによって、因果関係をわかりやすく表現することができます。

例えば「ロットを大きくしてしまう」ということが原因で「損切り金額が大きくなり恐怖感が出てくる」という問題が発生していると思う場合は、以下のような形で関連付けを行います。

単純な例として1つの原因に対して1つの結果が発生している図を説明しましたが、現実に発生する問題はこれほど単純ではありません。1つのことが原因で複数の結果が発生することもありますし、複数の原因から1つの結果が発生することだってあります。このように色々な要素が複雑に絡み合っているので、図にして見えるようにしないとなかなか本質的な問題を掴むことができません。なんとなくでトレードしていると、どこが問題かがわからないのです。自分が「これが問題かも」と頭の中で考えていることは、実は他のことが原因で発生している場合もあります。このように、頭の中だけで考えるのはとても危険です。いつまで経ってもトレードの成績が向上しないのは、正しい思考プロセスを経ていないからです。

因果関係図のつくり方

この因果関係図ですが、とてもシンプルに見えて実は作るのがとても難しいです。自分で実際にやりながら因果関係を明らかにする練習をしていくといいです。

まずは自分のFXトレードの問題点を箇条書きでいいので洗い出しましょう。この時点では因果関係を考える必要はありません。ひたすら自分のトレードの問題点だと思うポイントを書き出していきます。

数に制限はありません。思いつく限りたくさん書いていきましょう。たくさん書けば書くほど、本質にたどりやすくなります。

例えばこのような感じで、自分が問題だと思っている要素を書き出します。

・ロットを大きくしてしまう。
・損切り金額が大きくなり恐怖感が出てくる。
・恐怖感に任せてロットを小さくする。
・手法をコロコロと変えてしまう。
・トレードする時間足が毎回違う。
・負けている時だけトレード回数が多くなる。

思いつく限りの問題点を列挙したら、あとはこれらの因果関係を図にするだけです。

正解はありませんので、自分が思う因果関係を矢印でつなぐようにしましょう。

「原因」→「結果」という方向になるように注意しながら矢印をつないでいきます。

例えば、先ほど箇条書きした問題を因果関係図にまとめると以下のようになります。あくまで一例なのでこれが唯一の正解という訳ではありません。

この因果関係図を書いている時に、新たな問題や現象が明らかになることがあります。その場合は新しく要素を追加しても構いません。

先ほどの例では「追加」と赤字で書いてある要素を追加しました。

この例を見ていただければわかりますが、一つの要素から複数の矢印が伸びていたり、ぐるぐると循環していることだってあります。それでも大丈夫なので、自分が思う因果関係を矢印で繋いで因果関係を図にすることに集中しましょう。

やってみるとわかるのですが、これが意外と難しい!!正解はないのですが、「あれ、こことここは本当に矢印で結んでいいんだろうか」とか、「この要素はどの要素とも矢印で結べないなぁ」とか色々な悩みが出てきます。

その悩みこそが、自分の思考を整理することに繋がります。このように因果関係を真剣に考えることで、自分が抱えているFXトレードの問題について本質に近づくことができます。

FXは人によってトレードスタイルの適性が異なります。人によって抱えている問題も異なれば、解決策も異なります。人によって中身は異なりますが、「因果関係図」を使った思考法はどんな人でも使いこなすことができます。これまでちゃんとした思考をしてこなかった方は是非ともこの図を作ってみてください。スマホでもこの図は作ることができます。僕はCanvaを使って図にするようにしています。

因果関係図を使って「重要な問題点」を明らかにする方法

目指す姿に少しでも近づくためには、目指す姿を達成するにあたって大きな障害となっている問題、つまり「重要な問題点」を見つけなければなりません。

因果関係図を作成すると、「重要な問題点」が浮き彫りになってきます。この「重要な問題点」は早めに解決してあげなければなりません。因果関係図を作成することによって、これまではわからなかった「重要な問題点」を自分で発見することができます。これってすごいことですよね!今までなんでうまくいかないのか分からなかったけど、思考法を習得することによって隠れた問題点を見つけることができるんですから!

問題点を見つけることができればそれだけで大きな進歩ですよね。何が悪いのかわからない状態から抜け出せます。

ということでこれから因果関係図を使って「重要な問題点」を明らかにする方法を説明します。

因果関係図から悪循環を読み解く

これまで説明してきた方法で因果関係図をブラッシュアップしていくと、グルグルと問題点が循環している部分を見つけることができます。

下の図は、先ほどの例をブラッシュアップした上で矢印が循環している箇所を洗い出したものです。赤いサークルが循環が発生しているポイントです。

問題が循環を起こしているということは、悪循環を生んでいるということです。負のスパイラルというやつです。悪循環が発生しているところは、早めに解決してあげた方がいいですよね。

少なくとも負のスパイラルを断ち切るために、何かしら手を打ってあげなければいけません。ということで、悪循環が発生しているところに注目するようにしましょう。

先ほどの図のように、複数の悪循環が発生している場合があります。そしてとある要素は複数の悪循環に関わっている場合があります。ループが重なっている要素がそれに該当します。「ロットを大きくしてしまう」という要素と「損切り金額が大きくなり恐怖感が出てくる」という要素は2つの悪循環に関わっていますよね。

ということは、これら二つの要素のどちらかを解決してあげれば、1度で2つの悪循環を断ち切ることができるということです!そういった要素を見つけて「重要な問題点」の候補としましょう。

多くの問題の原因となっている要素を見つける

次は要素からでている矢印の本数に着目します。

因果関係図を作成すると、どの要素がどの要素の原因となっているのか、どの要素が多くの問題に影響を与えているのかがわかるようになります。

要素から出ている矢印の本数に着目しましょう。とある要素から複数の矢印が出ている場合、そのとある要素が複数の問題の原因となっていると言えます。

逆に捉えると、その要素さえ解決してあげれば、複数の問題を一気に解決してあげることができるようになるということです。

例えばこちらの例をご覧ください。赤い丸で囲った部分をみると、1つの要素「損切り金額が大きくなり恐怖感が出てくる」から3本の矢印が出ていますね。
(矢印がその要素に向けて入ってきている場合はカウントしません)

この「損切り金額が大きくなり恐怖感が出てくる」という要素が、他の3つの問題の原因となっているということです。つまり、この要素さえ解決してあげれば他の問題は発生しなくなるとも考えられます。

多くの矢印が出ている要素を探してみることで効率的に問題を解決できる要素を見つけ出すことができます。

ということで「損切り金額が大きくなり恐怖感が出てくる」という要素は「重要な問題点」の候補として考えます。

総合的に「重要な問題点」を特定する

悪循環と矢印の本数に着目することで、「重要な問題点」の候補を見つけることができました。それらの候補から、改めて全体を見ながらどれが「重要な問題点」なのかを特定します。

今回の例では、「損切り金額が大きくなり恐怖感が出てくる」という要素が「重要な問題点」になります。

複数の悪循環に重なる要素でもあり、さらに複数の矢印が出ていましたよね。

これはあくまでサンプルの図なので、必ずしも「損切り金額が大きくなり恐怖感が出てくる」というのがみんなに共通する「重要な問題点」であるとは限りません。因果関係図の作り方と「重要な問題点」の特定のために使った例だと思ってください。実際には自分でこの因果関係図を作成する必要があります。

因果関係図に問題点を洗い出すことによって自分が解決するべき重要な問題点に気づくことができます。

でももし因果関係図を作成せずに頭の中だけで考えていたらどうなっていたでしょう・・・?

ネットでよくみる「手法をコロコロと変えてしまう」のが重要な問題だと錯覚してしまって、手法をどのように固定するのかばかりに目がいっていたと思います。

FXがうまくいかない理由は、こういったちゃんとした思考法を取らずに、ネットやSNSで見た情報を鵜呑みにして、そればかりに振り回されているからです。人によって抱えている問題点も違えば、適性も違います。自分自身で正しい思考法を取りながら正しく問題を特定していかなければ何も進歩しません。

最初はうまく作成できなくてもいいので、とにかく自分でやってみてください!きっとFXがもっと楽しくなるはずですよ!

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